中国の包装サプライヤーを監査する方法:バイヤー向けチェックリスト
調達上の問題の多くは品質の問題ではありません。何度か発注した後になって、契約した会社が生産設備を持っていないと判明することです。このチェックリストは、他社と同じように当社に対しても使われることを想定して書いています。
商社であること自体に本質的な問題はありません。問題は、どちらを相手にしているのか分からないことです。バッチに問題が起きたとき誰が責任を負うのかが、それで決まるからです。
まず、メーカーか商社か?
渡航する前に、素早く見分けるための質問:
- 押出ラインは何本あり、ダイ幅はどれくらいですか? メーカーは即座に具体的に答えます。仲介業者は曖昧に答えるか、確認しますと言います。
- この製品のスクラップ率はどれくらいで、そのスクラップはどこへ行きますか? ラインを回している人なら誰でもこの数字を知っています。答えて気持ちのよい質問ではありませんが、そこが狙いです。
- 今週、予定外で生産現場からのビデオ通話は可能ですか? 最も効率のよい絞り込み方法です。
- 証明書に記載されている名義は誰で、それは私の契約先企業と一致していますか? 不一致が直ちに失格を意味するわけではありませんが、説明は必要です。
- 私の注文はどの拠点で生産されますか、またその理由は? 複数拠点を持つメーカーは能力に応じて割り振ります。曖昧な回答は、作業が外部に出されていることを示唆します。
訪問するなら、そして一定規模のプログラムなら訪問すべきですが、有益な情報は見学ルート上にはめったにありません。
現場で何を見るべきか
- 原料倉庫。 樹脂はラベル付き・バッチ識別済みでグレード別に分別されていますか、それとも無表示の袋に積まれていますか。これでトレーサビリティが実在するかどうかが分かります。
- ライン脇のスクラップ箱。 量を見れば真の不良率が分かります。シフト途中で空のスクラップ箱は質問する価値があります。
- QCラボ。 機器ではなく直近1週間の試験記録を見せてもらってください。稼働する計測器があるのに最近のデータがない、というのが見分けのポイントです。
- 御社の注文を流すラインの保全記録。 記録されない保全は記録されない停止時間を意味し、それは御社の納期になって現れます。
- オペレーターが自分の管理ポイントを説明できるかどうか。 厚みが公差から外れたときどうするか、オペレーターに尋ねてみてください。訓練された答えが返ってくれば本物の仕組みがあります。管理者のほうをちらりと見るなら、その仕組みは紙の上にしかありません。
求めるべき書類と、良い回答とはどのようなものか
NDAなしで直ちに提供されるべきもの: 適用範囲と有効期限が明示された認証証明書、営業許可証、輸出許可証。証明書はスクリーニング用の文書です。これを機密扱いするサプライヤーは、何かを物語っています。
NDAの下に置かれるのが妥当なもの: 試験所の試験報告書、材料宣誓書、特許関連書類、顧客照会先。当社も同じ立場を取ります。ただし証明書は最初に、無償でお出しします。
日付を確認してください。 証明書には有効期限があります。期限切れの証明書をそれと断らずに提示するサプライヤーは、管理が杜撰か、こちらが見ないことを期待しているかのどちらかです。いずれにせよ知っておく価値があります。率直に尋ねてください。この一式の中で現在更新中のものはありますか、と。
法人名を突き合わせてください。 証明書上の名義、請求書上の名義、契約書上の名義は突き合わせられるはずです。異なる場合、企業構造についての率直な説明があればよい兆候です。言い逃れはそうではありません。
直球の質問には準備された答えが返ってきます。以下の問いには、たいていそうなりません。
正直な答えを引き出す質問
- 「私の注文に近い案件で直近に起きたトラブルは何で、それを受けて何を変えましたか?」 どのメーカーにも必ずあります。ゼロだと主張するサプライヤーは正直ではありません。
- 「御社が不得意なことは何ですか?」 正直な回答は能力の限界を挙げます。「何でもできます」は、作業が外注されていることを意味します。
- 「サンプルではなく繰り返し生産で維持できる最高の再生材含有率はいくつですか?」 この2つの数値の差が、そのサプライヤーの実力を測る尺度です。
- 「そのコンポスタブル証明書で認証されている厚みの範囲はどこまでですか?」 答えられないなら、その証明書は一度も読まれていません。
- 「事前連絡なしで伺ってもよいですか?」 訪問そのものより、その答えのほうが重要です。
これに答えずに本稿を公開するのは筋が通らないでしょう。
当社自身のチェックリストへの当社の回答
当社は2020年創業のメーカーで、山東省と河南省に合計50,000 m²の生産拠点を4か所有しています。城陽で単層袋、即墨で印刷・ラミネート付きのラミネート袋、龍口でコンパウンドおよび生分解性樹脂、鶴壁でコンポスタブルフィルムおよび袋を扱っています。月産約2,000トン、機械約200台、従業員300名以上、17か国へ出荷しています。
証明書はNDAなしでご請求に応じて、適用範囲と有効期限が見える形でお送りします。試験報告書と材料宣誓書はNDAの下に置かれます。更新中のものがあれば、古い証明書を送るのではなくその旨をお伝えします。
そして最後の質問への答えは「はい」です。ご来訪日をお知らせいただければ、押出、印刷、加工、QCラボをご案内します。第三者監査人も同じ条件で、事前通知の有無を問わず歓迎します。 訪問を手配する.
よくある質問
中国のサプライヤーがメーカーか商社かを見分けるにはどうすればよいですか?
押出ラインを何本、どのダイ幅で稼働しているか、御社製品でのスクラップ率はいくらか、そして今週予定外で生産現場からビデオ通話ができるかを尋ねてください。メーカーなら3つとも即座に答えます。証明書上の名義が契約先企業と一致しているかも確認してください。
証明書を見せてもらう前にNDAへの署名を求められるのは妥当ですか?
いいえ。証明書は適用範囲と有効期限が明示されたスクリーニング用の文書です。これを機密扱いするサプライヤーは一度立ち止まって見直す価値があります。試験所の試験報告書、材料宣誓書、特許関連書類はNDAの下に置かれるのが妥当です。
工場訪問では何を見るべきですか?
ラベル付き・バッチ識別済み樹脂の原料倉庫、真の不良率を示すライン脇のスクラップ箱、ラボ機器ではなく直近1週間のQC試験記録、御社の注文を流すラインの保全記録、そしてオペレーターが自分の管理ポイントを説明できるかどうかです。